転職記
新卒の頃から4年間勤めてきた会社を辞め、転職することにしました。
3/31 に退職し、4/1 から新しい会社に勤めます。
自分の気持ちの整理も兼ね、転職記を付けようと思います。
現職の振り返り
新卒就活時は、
- 多くのユーザーに触れられているサービスの開発に携わりたい
- 特に高トラフィックなサービスを支えるシステムのバックエンドの開発に携わりたい
- 自分のスキルを活かせる業務に携わりたい
という思いを軸に、エンタメ業界やIT業界の企業を中心に、自由応募や逆求人イベントからの応募を進めました。
ご縁があり、大手ゲームメーカーに入社することができました。
元々非常に憧れのある企業だったため、内定をいただいた日にとても喜んでいたのを今でも覚えています。
会社では非常にたくさんの経験を積ませていただくことができました。
ゲームのドメイン固有の知識から、クラウドサービスの扱いまで、幅広く技術に触れることができました。
また、ソフトウェア開発のフェーズとして、上流工程から下流工程までを一通り経験することができたのも良かったです。
入社までは主に趣味で個人開発をすることがほとんどだったので、チームでの開発を進め方を学べたことがいい経験になりました。
また、日々の仕事の中で圧倒的な技術力を持ったメンバーと関わる機会があったことがとても良かったです。
中途で入社されている経験豊富なメンバーからソフトウェアの設計やゲーム固有の技術領域について学べたり、
後輩から最新の技術スタックを教えてもらいながら、自身を成長させられる環境は非常に尊いものでした。
業務の外でも、同期と一緒にリアル脱出ゲームに参加したり、旅行に行ったりと、公私ともに充実した時間を過ごすことができた環境でした。
数々のいい思い出がある中、スタッフロールに自分の名前が載っているのをはじめてみた時の喜びはひとしおでした。
なぜ転職するのか
非常にいい環境に身を置けているとは思う一方、現チームで行っている開発について、私が担当していたものについては保守のフェーズに入りつつあり、
少し仕事がマンネリ化してきていると感じ始めていました。
もちろん保守をしていくことも大切ではあるものの、もう少し違った業務に挑戦しながら、スキルの幅を広げたいと思うようになりました。
また、仕事の繁忙期に、業務量や人間関係が原因で、自身や周りのメンバーが心身ともに疲弊してしまう状況が続いてしまったことも転職のきっかけの一つでした。
自分自身が体調を崩すのももちろん辛かったのですが、一緒に仕事をしていたメンバーが弱っていくのを目にしながら業務を進めていくことが耐えられませんでした。
このことについて上長とも話をしてはいたものの、根本的な解決に繋がるアクションが起こらず、それなら環境を変えるしかないのかもしれない、と漠然と思うようになりました。
転職活動の振り返り
昨年の11月の下旬から転職エージェントを複数社利用し、求人を眺めていました。
転職時も、新卒時と同じ就活軸で求人を探していました。
活動中に、エージェントから進めていただいた求人と、企業側から直接いただいたスカウトから複数を選び、同時に選考を進めました。
ありがたいことにいくつか内定をいただき、非常に悩みつつ、一社の内定を受諾しました。
選考活動を進めていただいたどの企業も非常に魅力的で、どの企業を選んでいたとしても、自身の成長に繋げつつ楽しみながら業務に臨めていたと強く信じています。
その中でも、特に自身が伸ばしていきたい技術領域に触れられる機会や、挑戦できる機会の幅のある企業を選びました。
最後に
この記事を書いている間にも涙を零してしまうくらい、自分の選択が正しいものだったのか?現職の環境をよりよくする手だてが自分の中になかったのか?という点に確信が持てないまま今日この時を迎えている、というのが正直なところです。
ただ、新しい環境で得られるものも非常に多いだろうし、挑戦していくことになる業務にも魅力を感じています。
いつかこの記事を読み直すであろう自分に、新しい環境に身を置いてみて、いい学びがあったと胸を張って言えるよう、邁進していきます。
しばらく有給消化でお休みを頂けるので、その間に身体も心も充電しようと思います。
現職では辛いこともあったものの、それ以上に素晴らしい経験を沢山させていただきました。
エンジニアとして右も左も分からなかった私を育て上げてくれたチームのメンバーの皆さんや、職場の同僚のみなさんには本当に感謝しかありません。
これからは会社の一人のファンとして皆さんを応援しています。